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投稿番号:47444 投稿日:2000年03月27日 04時09分29秒  パスワード
お名前:企楽太鼓
 

宇部の生きた文化財・石井啓一郎

キーワード:石井 ヴァイオリン クラシック

コメントの種類:スポット


宇部で育った石井啓一郎さんのヴァイオリン・リサイタルが、3月31日(金)
19時開演、文化会館で開かれます。プログラムは、ベートーヴェンのロマンス、
サラサーテのチゴイネルワイゼンなどポピュラーなヴァイオリンの小品集です。
気楽に楽しめます。

石井さんが宇部の出身で、宇部市民が全国に誇れる生きた文化財である、とい
うこと、とくに若い方は余りご存知ないようです。
新しいものを求めていくのは、当然の事ですが、同時にこれまでに蓄積しされ
てきたものを大切にし、生かしていくことも、「宇部を熱くする」ことではな
いでしようか。

 石井啓一郎さんに宇部のことを語っていただきました。ご紹介します。


      宇部時代の思い出
                         石井啓一郎

 初めてヴァイオリンを習ったのは中務友次郎先生のもとでした。
 緑橋のキリスト教会の一室で毎週レッスンがあり通っていましたが、
その後、沼から八幡宮に上る途中「中小路」という地名だったと思い
ますが公会堂があり――「中尾公会堂」といったかもしれません――
そこで毎週レッスンをしてもらいました。
 野中にあった宇部興産の社宅で幼稚園から中学を卒業するまで過ごし、
入学した小学校は上宇部小学校で、今の上宇部中学校があるところに建
っていました。小学校3年の時に琴芝小学校が建てられそちらに移りま
した。野中から琴芝まで、小学生の足ではずいぶん遠かったように思い
ます。源山の坂あたりは当時すべて田で、のどかな田園風景の中を小学
校に毎日通ったものです。
 遊び場は常盤池とその森や林でした。社宅が今は菖蒲苑になっている
所にあったので、そのあたりの池や林は木の一本一本も覚えている位、
親しい遊び場でした。今でも当時の大きい木は何本か残っていて、昔の
その場所を思い出させてくれます。
 ベズロードニー、グルシオ、ヒッシュ、ザバレタ…そんな時代に宇部
の記念館で聴いた巨匠達です。会場で会う度に大きな体の大きな手で頭
をなでてもらった俵田寛夫氏の事はいつまでも忘れられません。

 ※俵田寛夫氏
  亡くなられた宇部好楽協会の前会長。
  氏の献身的な活動で、全国に「音楽都市宇部」が広まり
  同時に、世界的な音楽ホールとして渡邊翁記念会館の名
  も知れ渡りました。
  ヴァイオリニスト石井啓一郎さんも、こうした郷土の
  環境から育まれたものです。(企楽太鼓)


かっきいさんからのコメント(2000年03月27日 17時22分51秒)
           パスワード

なるほど“宇部の生きた文化財”なのですね。
日本フィルの公演を 小倉まで何度か聴きに行ったことがあります。

春休みで ちょうど実家に帰っているので、聴きに行ってみようかな。
当日券の料金(大人・小学生)の料金を教えてください。

企楽太鼓さんからのコメント(2000年03月28日 05時48分31秒)
           パスワード

かっきいさん、ありがとうございます。
当日券は、一般3500円小学生1500円です。
が、私宛にメールして下さい。前売り扱いで、当日受付でお待ちできますが。
nagatani@ymg.urban.ne.jp
かっきいさんからのコメント(2000年04月02日 23時35分21秒 ) パスワード
  

ステキなリサイタルでしたね。
企楽太鼓さんありがとうございました。

また、演奏会の情報がありましたら 教えてくださいませ。



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