49年前に卒業した防府市立 K中学校の気の合った同期の仲間が東京で集まった。 同級生の著名なエロ作家(酒を飲みすぎてこの前亡くなった)、山頭火など知らなかったこと、現流行作家の家業が豆腐屋であったこと、老松町の小さい寺、県体野球大会で優勝して泣きながら校歌を歌ったこと(どんな校歌だったか忘れた)、どもりの先生のまね、三田登喜子と三田佳子の区別のつかない奴等話はつきなかった。 ぜいたくを言えば、ふるさとはそのままで変わってほしくないものである。